夜間に異物誤飲！夜間動物病院での対応と費用について

先日、行きつけの動物病院の診療時間外時間に誤飲してしまったので、初の夜間動物病院に連れて行きました。

マスカットを誤飲！

23時ごろ、マスカットを1粒誤飲してしまいました。

犬はネギ類やチョコレートは食べてはダメ！

というのはなんとなく知っていたのですが、マスカットが危険とは調べるまで知りませんでした。

ぶどう中毒

マスカットはぶどうとほとんど同じ成分なため、犬が食べてしまうとぶどう中毒になってしまいます。
ぶどう中毒は腎不全を引き起こしたり、最悪の場合死にいたるケースもある非常に怖いものです。

夜間動物病院に電話をした所、マルチーズという犬種のため、マスカットたった1粒でも安心してはいけないということでした。

誤飲した時は

まずはすぐに夜間動物病院に電話しましょう。

地域 夜間動物病院 動物の種類
と検索したら最寄りの夜間動物病院がヒットするかと思います。

私の場合は「 福岡 夜間動物病院 犬 」と検索しました。

福岡の部分をもっと詳細に「市」や「町」で検索するともっと最寄りの動物病院を見つけることができます。

エキゾチックアニマルに関しては対応している病院、対応していない病院があるため、検索時に動物の種類をキーワードに入れておきましょう。
例）福岡 夜間動物病院 ハリネズミ
など。

電話をしてその時の問題と原因を伝えましょう。
動物病院にすぐに連れて行った方が良いのか、様子見で良いのかを教えてくれます。

誤飲について

犬は基本的に丸呑みをするため、たとえ誤飲をしても消化までに時間を要します。
そのため、多くの場合はそこまで血眼になって急ぐ必要はありません。
とはいっても、すぐに病院への電話連絡はしてください。

対応

病院に連れて行ってから帰るまで大体40分程度でした。
治療室に行って、対応が終わるまでは１０分程度でした。

血管確保

足の毛を少し刈られます。
これは注射により薬の投与を行うため、静脈を見やすくするためです。

トラネキサム酸２０mg/kgの投与

人間にも投与されるトラネキサム酸は人工合成されたアミノ酸です。
主に止血剤・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられます。
重度外傷、分娩後出血、外科手術、抜歯、鼻出血、重度月経などに投与される薬剤です。

犬にも同様止血剤として使われることが多くあります。
副作用として、嘔吐をすることから、異物誤飲をした犬の吐き出しのために使われることが多いのです。

実際の嘔吐物は下を開いてください。※食事中などの方は見ないほうが良いです。

嘔吐物の写真を見る

少しだけだから。。。と言わず、吐き出させるのが1番です。

料金

料金ですが、以下の通りです。
たった小指サイズのマスカット誤飲でほぼ２万円。。。トホホ

超高級マスカットとなりました。
しかし、２万円弱で確実に命が守れるのであれば飼い主としての義務として支払いましょう。

保険の適用

私はアニコム損保のペット用保険に加入しています。
保険の支払い割合が７０％の保険に入っているため、月額４５００円です。

アニコム損保への事後申請で１３８６０円も返ってきました。

保険は大事ですねえ。。。と実感しました。