水素と悪玉活性酸素の関係とヒトにもたらす効果

水素がカラダに良いという話はなんとなく聞いたことがあるけど、具体的にどんな効果があるの?
という方は多いと思います。

本記事では、
水素と悪玉活性酸素の関係と、水素がもたらしてくれるヒトへの効果をまとめていきます。

水素とは

水素とは無色無臭で地球に存在する最も軽い元素です。
元素記号はH。

「すいへーりーべー…」
と学校で覚えた「すい」です。

水素が私たちの生活の中でどのような活躍をしてくれているのか。
については以下の記事を参照してください。

水素とは?私たちの生活のどんなところに使われているの?

悪玉活性酸素とは

活性酸素は他の物質と反応して安定しようとする性質があります。
そのため、タンパク質や脂質、核酸などと反応し、酸化して変性してしまうことがあります。
これを酸化傷害と言います。

私たちの呼吸によって取り入れられた酸素の約2%がこの活性酸素になると言われており、活性酸素が蓄積されることで様々な病気を引き起こす恐れがあります。

活性酸素が関与する主な病気としては以下が挙げられます。
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症

水素と悪玉活性酸素

水素は悪玉活性酸素を水に変えるはたらきをしてくれるため、老化防止や病気の予防に強く関係してきます。

これは
悪玉活性酸素 + 水素 = 水
2・OH + H2 = 2H2O
という化学反応式で表現できます。

つまり、様々な病気の要因の1つとされる悪玉活性酸素を除去してくれるんですね。

現在水素は多くの医療機関や病院で、期待されています。

水素医療 病院

と検索をすると水素医療を実際に活用している病院にヒットしますので、水素の効果効能について調べてみるのも良いかもしれませんね。

慶應義塾大学病院准教授の見解

慶応義塾大学医学部循環器内科准教授
また、水素ガス治療開発センターセンター長である佐野元昭氏がコロナ禍に対し、「今こそ日常的な水素摂取を」とある記事を寄稿していたので紹介します。

この記事によると、大きく4つのテーマでお話をしています。

運動と水素

■毛細血管内の赤血球の流れをスムーズにする効果
■血液の流れない「ゴースト血管」を復活させる効果
があることが毛細血管血流スコープで観察確認されており、肺による酸素摂取と、心臓による酸素供給能力が向上。

運動中に水素を摂取

乳酸の蓄積が軽減され、疲労からくるパフォーマンスの低下を抑える

運動後に水素を摂取

筋肉の疲労回復にも役立つ

水分補給水素

水素は腸管にも良い影響を与える。
腸管における毛細血管血流の改善は吸収力を高めるため、水素は通常の飲料より脱水予防により効果的である

肺炎の重症化予防と水素

新型コロナウイルスが肺胞の細胞に感染すると、炎症が起こって肺胞内に液体がたまり、酸素を体内に取り込みにくくなる。
水素で肺の毛細血管血流を増やせば、酸素化が改善して、新型コロナウイルスに対する免疫ができるまで命をつなぐことが可能。

サイトカインストームと水素

肺炎が悪化すると、免疫細胞の異常な活性化状態が起こり、炎症性サイトカインを生成。
このサイトカインが全身に及ぶことでショック・播種性血管内凝固症候群(DIC)・多臓器不全を引き起こす。
動物実験では、水素にはサイトカインストームを抑制する効果があるという結果が出ている。

まとめ

中国ではひと足早く、水素吸入器が新型コロナウイルス肺炎治療に認可されました。

コロナウイルスには水素が効果的という事実は日本ではまだ一般的に認知されていません。
しかし、既に厚生労働省の先進医療Bに水素医療(水素ガス吸入)が認められていますので、後は私たち国民への認知が広まれば水素医療は今後当たり前のものとなるでしょう。

様々な病気に関係する悪玉活性酸素を除去してくれる水素の今後に期待です。

水素とコロナウイルスについては以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください

コロナウイルス治療に水素吸入が効果的!水素ガス生成器リタエアーの出番がきた!

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